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雨の日に古傷が痛む

天気が悪くなる時や台風の前後などに、身体に変調を感じる人は多いようです。

症状としては、めまいや頭痛がおこりやすい、昔の古傷が痛む…等です。

 

私も今日、久しぶりに偏頭痛が出ました。

ただ、昔と違って対処法を知っているので、落ち着いて身体の流れを読み、必要なところに手をあてて30分ほど大人しく過ごしましたら、軽快しました。

愉和法を知る前なら何も考えずに鎮痛剤に頼っていたところですが、最近は頭痛が来ると「良い実験台になるぞ!」とワクワクしている少しおかしな自分がおります。

 

さてさて、天気の変化によって体調不良になる方はずいぶん多いようで、今は「天気痛」なんて言葉もあるようです。

驚くことに、天気痛専門の外来まであるとか。

いかに多くの人が、雨の日に憂鬱になってることかと思い知らされます。

また、今年は通過経路がおかしな台風も来ましたし、今は秋に向けての季節の変わり目ですので、体調変化も大きく出がちです。

 

 

ところで、天気痛への対処方法ですが、痛みを軽減できるかもしれない簡単なやり方があります。

先ほど、天気痛の症状として、めまいや頭痛がおこりやすい、昔の古傷が痛む、というのを挙げました。

これらの症状は、一見別々のものに見えますが、実は関連し合っていることが多いと私は思います。

何故なら、全身調整で体を見させて頂くと、昔の古傷が頭痛やめまいの原因になっていることがほとんどだからです。

 

古傷というのは、一見、完治しているように見えますが、筋肉を含む皮下組織まで生まれたままの状態(傷を負う以前の状態)に戻るかというと、違うのではないかと思います。

私はお客様を施術していて、見た目は普通だけどずいぶん足首の通りが悪いなあ、なんて思った時は、お客様に聞いてみると、「こっちの足首は捻挫癖があるんですよ~」なんて答えが返ってくることもあります。

つまり、身体は1度怪我したところは、きちんと覚えているのですよね。

 

なので、天気が悪い日(またはこれから悪くなる、という日)は、ぜひ、自分の大きな怪我をしたところをそっと触れて下さい。

痛む古傷はもちろんのこと、骨折跡、突き指跡、打撲跡などは特に有効です。

触る圧はあくまでも「そっと」です。

触れてるか触れてないか、ぐらいが丁度良いです。

もしかしたら、触れているところがじんじんしたり、何かが発散されてるような手ごたえがあるかもしれません。そしたらしめたもので、その手ごたえを十分に味わってください。

 

また、このやり方でも天気痛が改善されない、天気関係なく、頭痛やめまいでお悩みの方はぜひご相談下さい。

お1人お1人の不調に向き合う、オーダーメイドで全身調整を致します。