今年のハイビスカス第1号。
早朝のお散歩とお花の手入れをしている時が至福なのです。
アラフォーを通りこして、もはや初老の域ですが、散歩しながらの身体へのご機嫌伺いや、物言わぬ植物の手入れは、自分やお客様の身体の声を聞くことに繋がっております。
さて、今日は表題の通りブラジャーのお話です。
ブラジャーなんてそんな直球な内容をブログに書いちゃいますか?!という声も聞こえてきそうですが、Cosmosは女性の為のプライベートサロンですし、とても大切な内容があるので、あえて、しっかりと記事にして書きたいと思います。
なぜ、ブラジャーの件を書きたくなったのかと言うと、最近「脇もみ」の記事をネットで見たからです。
なんでも、肩こりを含むあらゆる不調やお顔を含む全身の美容に脇もみは良いのだとか。
「確かに!」と思いましたね。
脇には大きな腋窩リンパ節がありますし、スマホやPC作業など肩周りを動かさない姿勢をとり続けることが多い現代人にとって、腕を上に上げて、脇周りの循環を促すことは、腕、肩、だけでなく、全身の循環を促すことにつながると思います。
普段、腕周りを動かさない方は脇もみをすると痛みを感じることが多い、とのことですが、じっくり、ゆっくりとした力加減で徐々にやっていくことが良いでしょうね。
で、そこで、ふと思ったわけです。
やはりブラジャーは締め付けが少ない、身体に合ったものが良いよなぁと。
上記の通り、現代社会に多いスマホやPC作業は脇周りを固定させる動作の為、時々は動かさないと身体の循環悪を生み出します。
ところが、女性には、脇周り、胸周りについて、もっと根深い問題があります。
それは、ブラジャーによる、肩、脇、胸郭全体の締め付けです。
特に、寄せ上げ系のもの、サイドやベルト、アンダーにワイヤーが入っているものは、審美的には優れていても、その分、身体に負担がいきます。
どんな負担かというと
・肩ひもやワイヤーによる、肩、胸、脇まわりの血流、リンパの循環の低下
・胸郭を締め付けることによって知らず知らずのうちに呼吸が浅くなり、疲れやすい、だるくなりやすい
などが挙げられます。
また、きつすぎるブラジャーは、最悪、肋軟骨の変形を招きます。
肋軟骨は肋骨の中央部分にあり、呼吸の動きに対応する柔らかい骨です。
肋軟骨が変形するということは、その下にある心臓、肺、胃などにも圧迫をかけるということです。
…かと言って、人前に出る時に、ノーブラでいくのはちょっと問題がありますよね。
また、大きめバストの方は、単純にノーブラにすれば良いという訳でもありません。
私もブラジャーの件は未だに試行錯誤しています。
そもそも、私はブラジャーの締め付けが苦手で、外出時やお仕事の時以外はノーブラの原始人生活でした (服は着てますよー!もちろん)
授乳時は楽ちんだった授乳ブラをつけていましたが、授乳が終わり、普通のブラジャーに戻った後はいよいよブラジャーの締め付けが嫌になってしまい、外出時とお仕事の時以外はしなくなりました。
このまま、ノーブラ生活を続けようかしら、楽ちんだし、まだ息子も大きくないし…なんて思っていたのですが、ちょっとずつ身体に異変を感じ始めました。
なんだか、胸骨(胸の中央部)のあたりが痛いのです。
これはどういうことだろう…と思い当たる節を考えました。
最初は、打撲やケガのせいかしら?とも思ったのですが、「あれ?もしかして、おっぱいの重さで胸骨が引っ張られてる…?」とふと思いました。
もちろん、バストの重さには個人差があります。
調べたところ、女性のバストの平均は年々大きくなっているそうで、今は平均がCカップ。
そしてCカップは両胸合わせて約530グラムの重さがあるそうです(胸に500mlペットボトル飲料が乗っかっているイメージ)。
これを超える大きめバストの方もいる訳ですが、両胸合わせて1kgを超えるような場合、1日中を全くのノーブラでいくのは身体が胸の重さに引っ張られてさすがにまずいのではないかしら…と思いました。
実際、大きめバストの方が肩こりを訴える例も多く見られます。
ただ、締め付け系のブラジャーが与える身体の負担は最初に書いた通りです。
なので、ノンワイヤーで、負担なくおっぱいを支えてくれるものが良いでしょう。
私も自分の身体に合う”楽”ブラジャーを探しにいきました。
ただ残念なことに私の場合、身体が大きめなせいで、まず、普通の下着屋さんではなかなか見つかりません。
それでも、季節柄、締め付けが少ないもの、ノンワイヤーの商品が多く出ている印象です。
そして何店舗かまわり、最終的に行き着いたのは、庶民の味方ファッションセンターしま〇らさんでした。
サイズも、ノンワイヤーブラの種類も多くあり、1時間くらいかけて色々なものを試着しました。
(こういう時に、お好きに試着して下さいスタンスのお店は本当にありがたいです。店員さんに気をつかわなくて済むし、遠慮なく商品を吟味できます)
何種類もあるブラジャーの中で、結局、身体に合ったものはたった1種類だけでした。
私は胸郭が大きいので、ノンワイヤーでもアンダーの締め付けがないものを探すのが至難の業でしたが、ここは人それぞれお身体に合わせて難しいポイント、譲れないポイントがあると思います。
ぜひ「締め付けがない、楽ちん」というところにポイントを置いて、ご自身の身体にあったやさしいブラジャーを探して頂きたいです。
おしゃれしたい時、勝負の時は審美面優先で良いかもしれません。
でも、日常生活やそうでなくても頑張っている仕事の時こそ、身体に優しいブラジャーをつけることをおすすめします。
自分の身体にやさしいブラジャーを着けることは、生活の質を思った以上に良くします。
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