3月13日(金)、Magashi部さんにて出張整体を行います。
整体とは言っても、身体の歪みを力で矯正する!など施術者の想定する正しい型に身体を押し込めるものではありません。
やさしく触れて、自発的調整や変化を促す身体主体の整体です。
自分の身体が本来どうありたいのか、どう変化するのか、リラックスしながら主体的に感じて頂けると面白いと思います。
日時:3月13日(金)11時~16時の間で、ご都合の良いお時間で承ります。施術時間は約90分です。
場所:シェアスペースMagashi部(前橋市下新田町21-2カローレA棟)
費用:5000円
ご予約やお問合せは、こちらのリンクからどうぞ。
電話、LINE、メールで承っております。
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つい先日、初めての草木染め体験をしてきました。
場所は高崎市の染料植物園です。
染料植物園は観音山の中腹にあり、敷地の中では染色に使う樹木や植物が育てられています。
藍染めや草木染め体験は週に1回くらいの頻度で行っており、今回はトチノキの草木染め体験に参加してきました。
写真は煮だした後のトチノキの枝。
親切なスタッフの方にトチノミも頂きました。
くるまれている外皮を開くと、大きな栗のような見た目です。
灰汁を抜いて、とち餅の材料にするトチノミですね~。
真っ白な絹のハンカチを、トチノキの染色液で煮ていきます。
スタッフさんのお話によると、藍染めは綿や麻がよく染まるのだけど、草木染めは絹がよく染まるのだそうです。
この時点では染色液は濃いオレンジ~茶色、という見た目で、染めているハンカチも薄いオレンジ色です。
草木染めでは、しっかりと色を布につける為の媒染(ばいせん)という工程があります。
染める色は媒染剤の種類や濃度、浸す時間によって変わってきます。
今回は鉄媒染剤に30分ほど、ハンカチを浸しました。
ハンカチの色はみるみる変わり、濃い鼠色のような見た目になっていきます。
30分後には濃茶に。
そして2回目の染色です。
鉄触媒に触れたせいか染色液もコーヒーのような色に変化しています。
煮ているハンカチは模様をつける為に輪ゴムで縛っているのですが、なんだか昆布巻きのようです。
ぐつぐつ煮たら、いよいよ完成です。
水洗いして、広げてみます。
左が私の作ったもので、右が息子作のものです。
開いてみるまで、どんな模様になっているか分からないのが醍醐味ですね。
トチノキで染めた色はクレヨンや色鉛筆、印刷物ではなかなか見られない色でした。
ずーっと昔に触れたことがあるような、どこか懐かしさを感じる、深い、濃い色。
草木染め体験は植物の恩恵を感じられる良い時間でした。
室内には藍甕もあり、発酵している藍を間近に見ることもできました。
今度は藍染めもしてみたいなあ。
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