年度末の忙しい時に、新型コロナウィルスの影響もあって、何かと気の張る毎日ですね。
私はお客様がいらっしゃればお身体の施術をし、引きこもれる時は引きこもり、ちょっとしたガス抜きもする…そんな1日1日を積み重ねております。
どうか皆様もできるだけ心安らかにいられる時が1分1秒でもありますように。
無理はせず、身体の力を信じて、日常の良い面を見つめていきましょうね。
今日のブログは最近の心がちょっとあたたまった場所、食べ物などを「心なぐさむるもの」として枕草子的に並べていきます。
先週、朝から那須に行ってきました。
シーズンオフの那須は冷えて澄んだ空気が気持ちよく、空は針葉樹に切り取られ、観光客の姿はまばらです。
まずは森の中にあるようなパン屋さんPENNY LANEで、ビートルズを聴きながら美味しいモーニングを頂きます。
厚切りのトーストもふわふわ卵もウィンナー、ベーコンも全て美味しくひと皿に調和していて、素晴らしいモーニングでした。
その後は、象さんに会いに行きます。
那須ワールドモンキーパークという所にお邪魔したのですが、とても近い距離で象さんとコミュニケーションをとることができます。
(写真は象さんと夫と息子)
ラオスからやってきた2頭のアジアゾウさんはとてもフレンドリーで、現地の象使いの方もいて、ゾウさんの背中に乗る体験もしました。
私は象の長い妊娠期間(18~22か月)を知ってからは、象さんに対して敬意しかありません。
ましてや自分よりもちっぽけで踏みつぶそうと思えば踏みつぶせてしまう人間とコミュニケーションをとり、仕事をしてくれる象さんの愛情深さには感謝しかありません。
直接、たくさんありがとうを伝えてきました。
那須は以前ブログに書いた奈良美智さんのアトリエのような美術館、N's YARDもあり大好きな場所です。
また、訪れたいと思っています。
そして、最近はまっている「心なぐさむるもの」はコチラ、蕎麦のハチミツです。
こちらも以前ブログに書いたPottery&Honeyさんで、先日購入してきました。
ポーランド陶器とハチミツの専門店なのですが、ずっとこちらのお店で取り扱っている蕎麦のハチミツが気になっていたのです。
商品を見ていると、親切なスタッフの方が声をかけて下さり、試食させてくれました。
知らなかったのですが、蕎麦のハチミツは殺菌作用が他のハチミツより優れ、栄養価(特に鉄分、カリウム、ポリフェノール)が高い分、香りや味のクセも強いのです。
ハチミツの色は黒みがかっていて、アカシアハチミツなどに比べたら粘度が高いです。
そして、匂いは…
えっと…
あの…
ケモノ臭のような…感じ…(超個人的な感想です!)
うちにはイブちゃんという小型犬がいるのですが、このハチミツの香りを嗅いだ時、イブちゃんの目と目の間を嗅いだ時の匂いを思い出しました。
愛犬の肉球周りのにおいや耳のにおいが好きなわたくしですので、嫌いじゃない…こういうにおいは得意分野であります(?)
そして肝心の味ですが、やはりにおいがきつい分、1度にたくさん食べることはあまりオススメできません。
でも、ちょっとずつ食べると、黒糖のようなコクがあって、滋養のある深い甘さがクセになるのです。
お店の方もおっしゃってましたが、パンに塗るとか直接多く摂取するのには不向きで、ホットミルクにいれるのがオススメだそう。
あとは栄養価が高いので、現地のご老人は身体の為に、直接スプーンですくって少しずつ食べる方も多いとか。
私も毎日、蓋を開けて匂いをかいで、にやにやしながらティースプーンにひと匙すくって、少しずつ舐めるのが日課になってます。
この、少しずつ、っていうのが幸せポイントですね。
蕎麦ハチミツの不思議なにおいと味の魅力にひきこまれ、気づくと心身がここに戻っている感じがするのが面白いです。
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