私は自営でもあり、主婦でもありますから、営業の電話や訪問をたびたび受けます。
最近はキャッシュレス決済に関するものが多いかな。
決済ができるQRコードを無料でお送りします!
ぜひ店舗様に置かせて下さい。無料ですから!
…って無料で置いたところで、お客様からのお支払いからちょっとずつ手数料を取っていく算段じゃありませんか…
そういう一見お得に見せかけて、後でちょっとずつくすねていくスタイルが本当に今は多いように感じます。
スマホの買い替え時に初月だけ無料のアプリをつけておいて、後で外してください、とか。
後で外すのを忘れた人は、月額をちょっとずつ払わされてしまう訳です。
本当にこういうちょっとずつくすねるスタイルが多いので、一見お得なもの、トリックがありそうなものは警戒するようになりました。
少し話がそれてしまいましたが、多くの営業さんは
「お時間1、2分よろしいでしょうか?」
と聞いて、1、2分以上の一方的な要求を話し始めます。
向こうもお仕事だから仕方ないけれど、こちらも断るのにも労力を使います。
大抵はその営業さんよりも2、3倍低姿勢で
「本っっ当~に申し訳ないのですが、ウチではできません~。本当にすみません、はい~。」
と低姿勢の勢いでお断りをする訳ですが、稀にすごく高圧的な営業さんにあたると、こちらもカチンと来てしまい、はっきりとお断りすることもあります。
ところがです。
2年連続で、私が敗退している営業さんがあります。
それは、新聞の営業さんです。
紙媒体の新聞は、今はやはり斜陽産業のようです。
ニュースはネットでいくらでも見られますし、新聞記事すらネットで見られる時代です。
それでも、印刷屋さんや配達業者さんにとっては、紙媒体は大きな糧なのでしょう。
とにかく契約をとらないとお店が潰れてしまうと、営業の最初から一分の隙が無いほどの低姿勢なのです。
そして、手には沢山の贈答品。
贈答品も物凄く種類が豊富で、できるだけ契約先のニーズに応えようとして下さっているのか、営業さんが気の毒になってしまうほど色々と出してくるのです。
ご主人はビールは飲まれますか? 飲まない? あああ、これはこれは大変失礼いたしました
では、洗濯洗剤は? あ、人工香料を気にされて… そうですよね、今はそんなのも気にする時代ですよね~
では、お米は?
お米だけでなくて、トイレットペーパーもロールをどどんと3セット置いていけますよ!
もうね、ティッシュも2パックつけます!
いやホント、もう契約とれないとウチは潰れちゃいますからね~、本当になんでも出しますから…
この、マイナーになってしまい淘汰されてしまいそうだけど頑張っています、という営業手法に、私はとても弱いのです。
メジャーなものは私が応援しなくたって大丈夫だろう、とヘソを曲げたり、興味の無いフリをすることがあるくせに、
マイナーなもの、頑張っているけど弱者の立場になってしまっているものには、感情でさっとかばってしまいたくなるのです。
これは多分、メインの体癖8種の部分が影響してますね。
贈答品がそんなに欲しい訳でもない、新聞紙は古紙回収に出す為に整理したり紐で縛ったり手間がかかる、
それでも気づけば「じゃああと半年だけ」とか言って契約継続している訳です。
因みに、この淘汰されそうだけど頑張ってます!的営業手法は5種には全く効果ないと思います。
5種相手の営業だったら、このような感情に訴える方法は全く通用しません。
合理的で最短でいける、メリットがデメリットを上回る方法が見せられると良いですね。
その他、上下型の1種相手の営業だったら、それをやることで得るメリットを連想させる、
2種相手だったら、やらないことのデメリット、起こりうる怖いことを連想させる(←ひどい)
3種相手だったら、その方の陽の部分や見える部分の承認欲求が満たされる手法のアピール。
4種相手だったら、その方の陰の部分や隠されている部分に寄り添えるアプローチ(←ただし隠されているが故に、一見するだけでは分かりづらい)
6種相手なら、現実や定説を覆す、超越するようなことを。淡々と熱い言葉で。
7種相手は、量で勝負。
(捻れ型は量に弱いです。上の新聞営業の件もそうですが、たくさんのものを出してくれると、頑張って営業してるなぁ、企業努力だなぁと良い方に解釈します。)
9種相手だったら、その方が興味のあるニッチなこと以外は取り付く島もないので、早々に撤退する 笑
10種相手だったら、その方に必要な要素があればそんなに口説かなくても、乗ってきてくれる。
特に子どもや部下など目下のものやペットなど、自分の抱えこんでいるものに必要なものだったら、自分から積極的に財布を開いてくれることも。
などなど、体癖を知っていると、営業の方は効率良くアプローチできるのではないかなぁあと勝手に思ってます。
もちろんメイン以外にサブの体癖など、各々2~3個持っていますから、こんな単純ではないですけどね。
いやぁそれにしても、本当に新聞の営業さんは恐ろしいです。
今度こそ、勇気をもってお断りしたいです。
…できるかなぁ。
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