なかなかブログ更新できぬまま9月に入ってしまいました。
昨日までは本当に文章を作る余裕がなくて、何故かというとコロナの影響で息子の保育園が登園自粛、ずっと年長さん男児が家に居たのです。
私は本当に不器用で、1度に複数のことを並行してやることができません。
家事、仕事、息子を見ながら文章を作成するのは無理なので、ここはブログ更新をお休みして、その分空き時間はたくさん息子と遊んでいました。
天気に恵まれれば、とにかく庭に出ます。
土いじりしたり、野菜を収穫したり、虫の観察、カマキリを捕獲して観察する為に、さらに生き餌になる小さな虫をとりにいく…
雨が降れば、育てている朝顔の花をとってきて観察、その後に色水作りを楽しみました。
余談ですが、息子は寒色の花は男の子、暖色の花は女の子だと思っていたようです。
花を開いていき、1つの花の中に雄しべと雌しべ、つまり男女の部分が共存していることが新しい発見だったようです。
多分ですが、生物学的に、人間も遡れば昔は雌雄同体だった時期があるのではないかと思います。
そこから、何故男女に分かれたのか、そして昨今のジェンダーレスの雰囲気は進化なのか、それとも少子化が進んでいる国は生物学的に見れば退化なのか、新たなフェーズなのか、考えだすと止まらなくなりますね。
さてさて、前置きが長くなりましたが、今日は体癖のお話です。
体癖に関して、私は過去に体癖withコロナというシリーズで記事を書いてきました。
*体癖withコロナシリーズ*
➀上下型(頭脳型)⇒論理思考型、主観より客観、人にどう見られるかが気になりがちな方はこちら
②左右型(消化器型)⇒好き嫌いが判断基準、食べることが好き、明度や彩度が高い色彩が好みな方はこちら
③前後型(呼吸器型)⇒損得勘定が得意、動くことや新鮮な環境、非日常感が好きな方はこちら
④捻れ型(泌尿器型)⇒負けず嫌い、天邪鬼、机に向かおうとすると上体がねじれるor足を組みたくなる方はこちら
⑤開閉型(骨盤型)⇒愛憎、執着が人生のテーマ、愛情深い人、面倒見が良い方、短期的でも長期的でも集中が得意な方はこちら
ただ、こんな記事を書いていますが、体癖は学べば学ぶほど奥深く、難しく、野口整体創始者の野口晴哉氏すら未完のままの身体概念です。
本来であれば、その時々の背骨の様子、長期的な体量配分計の記録で、より精確な体癖判断が可能かと思うのですが、なかなか診断は難しく、複合体癖に至っては人によって見解が分かれるところが多いようです。
そんな中で、『おもしろ整体・体癖研究所』というサイトを運営されている、かなでさんとお話できる機会に恵まれました。
こちらのサイトは私も度々訪問して、勉強させて頂いているのですが、特筆すべきは体癖の原色である10種までの気の向きが書いてあることです。
気、といってしまうと、急に怪しい、とか、目に見えないからな~、とトーンダウンされてしまう方もいらっしゃるでしょう。
私も実際にかなでさんとお話するまでは、
「ほうほう、体癖によって気の向きが違うのか。でも結局、気の見える人に見てもらわないと分からない、ってことだよなぁ」と思っていました。
ところが、このサイトの中でも「体癖は愉気の応用」と、かなでさんはおっしゃっているのですが、
Twitter上でつながっている野口整体を行っている方が、「それでは呼吸法と組み合わせて、みぞおちが緩み、下腹にゆったり息が入る気の方向を探してみれば良いのでは」と自己診断を試されていたのです。
これは、目からウロコでした。
愉気というのは天心で、掌で呼吸するようにしながら触れることですが、たとえ目で見えなくても、気が出たり入ったりする様を感じる一番身近な方法は呼吸です。
つまり、体癖ごとの気の向きを意識しながら、より良く呼吸できる向きがあるのならば、それが、その時の自分の体癖である、と自己診断できる可能性がある、ということです。
ちなみに、10種別の気の向きは以下の通りです。
※かなでさんのサイトの中の「【体癖論】とは?体癖の見分け方は?それぞれの特徴など、まずは全体像をチェック」というページを参照して描いています。
ご興味ある方はこちらを隅々まで読むことをオススメします。
上下型の1種は、自分の中心から下へ向かう気の向き
2種は上から自分の中心へ向かう気の向きがあります。
左右型の3種は自分の中心から左へ向かう気の向き
4種は右から自分の中心へ向かう気の向きがあります。
前後型の5種は自分の中心から後ろへ向かう気の向き
6種は前から自分の中心へ向かう気の向きがあります。
捻れ型の7種は自分の中心から左斜め前へ向かう気の向き
8種は右斜め後ろから自分の中心へ向かう気の向きがあります。
開閉型の9種は右斜め前から自分の中心へ向かう気の向き
10種は自分の中心から左斜め後ろへ向かう気の向きがあります。
上下から捻れ型までは奇数体癖は自分の中心から外側へ、偶数体癖は外側から自分の中心へと向かう向きですが、開閉型は例外となります。
9種が中心へ向かい、10種が外へ向かう気の向きです。
9種のどんどん内側に集中する様、内側に抱え込もうとする性質、10種の外側に発散する性質を鑑みれば、納得です。
そんな訳で、私も正坐をし、最初にしっかり息を吐ききってから、10方向を意識しながら深い呼吸を行ってみました。
そうすると、8種・9種の向きで下腹まで深く気持ちよく吸えて、3種の向きで下腹から気持ちよく吐ききれるように感じました。
図にすると、このようになります。
確かに、8・9種の感受性で物事を受け止めて、3種の方法で表現、または発散している傾向はあると思います。
後でかなでさんや、他の野口整体をされている方にお話を伺うと、呼吸は様々な方法があり、単純な吐く、吸うの深呼吸ではなく、段階がある呼吸法の方がよりくっきり気の方向が分かるそうです。
これは、私は練習段階ではっきりしたことは書けません。
ご教示頂いた内容を練習しながら、「これだ!」と何かつかめましたら、また追記していく予定です。
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