ここのところ、一段と朝晩が冷えるようになってきました。
そのせいか、全身調整だけでなく、リンパドレナージュのお客様が増えてきています。
皆さんおっしゃるのは、
「手足の冷たさが気になってきました」
「肌が乾燥してきました」
「身体全体の循環が落ちている気がする」
など、冷えや乾燥から来る身体の変調です。
そして、施術時にお身体に触れさせてもらうと、足首からふくらはぎの冷え、お尻(骨盤)周りが冷えているお客様が多いです。
リンパドレナージュの後は、お身体ぽかぽかで肌がしっとりされて、皆さんとても喜んで下さいます。
秋~冬の始まりにかけては、身体が体温を逃すまいと、段々と骨盤周りや首周りがしまってくる時期です。
骨盤は左側から締まるので、なんとなく左の首、肩がこったり、左骨盤がゆるみづらいことから、生理痛が重くなる方もいますね。
ただ、身体の中で熱を作ろうとするので、代謝は上がる時期になっています。
冷えると何か1口つまみたくなるのもこの時期ならではですが、そこを少しこらえてちょっと身体を動かすことに意識を向けると、冷えも予防できますし、身体が良い意味でしまって動かしやすくなります。
では、どこを動かせば良いかと言うと、あらゆる首よりも先の部分です。
手首、足首よりも先というと、それぞれの甲や指です。
首よりも先というと、頭皮や耳たぶです。
これらの首とつく部分は、冷えから身体を守る為に、これからの時期はしまり気味になっていきます。
しかし、そこで動かさなければいよいよ身体全体がしまって、冷たくかたくなっていきます。
理想はしまりつつも、全体の循環がよく、弾力があることです。
その際におすすめなのが、先ほど挙げた、首よりも先を動かすことなのです。
例えば、手の指。
両手を組んで指の水かき部分を刺激するようにグーパー運動してみます。
また、足指だったら、手の指をかませて、足指の水かき部分がしっかり開くようにして、ゆっくり足首を回してみます。
身体の先端というのは、あらゆる筋肉につながっています。
なので、ここを刺激するのは、身体全体を活性化することになります。
更に、頭皮と耳たぶ。
首や肩が凝ってすくんでいるようになっている人は、怪我などの直接の原因がなければ、頭皮や耳周りから既にかたく縮こまっています。
PC作業など多く目を酷使する方は後頭部、食いしばりや顎関節の症状を持つ方は側頭部、耳周りを気づいた時に指の腹で動かすように触れてみます。
耳たぶも色々な方向にやさしく引っ張ってみたり、ゆっくり外向きに円をかくように回してみましょう。
十分に動かして手をだらんとさせると、上がっていた首や肩が自然と下がって、血流がじゅわんと巡る感じがすると思います。
これからますます寒くなっていきます。
首とつく部分を冷やさない、というのはよく聞くと思うのですが、それと同時に、首よりも先を動かしてみる、を意識的にやってみて下さいね。
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